主婦?
2005.02.22 Tuesday

実際こんなに長くコーディネーターとしての仕事を連続してしている事は始めてだ。
今までは…「主婦です」
家にいて、家事をして、子どもの送り迎えに忙殺されている。
そんな生活を主婦というならその通りだ。
でも、それだけではなかったのが現代主婦生活である。
子どもの幼稚園の役員から始まり、地域の活動、趣味の伝統文化、音楽(アカペラ)、ワープロやゲーム機から始まったパソコン、などなど多岐にわたる活動に参加し続ける生活。
気がつけば、私は50歳になっている。
生活は、科学であり、文化である。
頭を柔らかくしておかないと、情報も立ち寄ってお茶してはくれない。
現代社会を抜け目無く生き抜く必要は、実際は無いが、
主婦には、社会の偽善を把握する必然はある。
最新の情報も必要だけど、同じくらい旧来の完成された技術の世界も大切。
洋裁にしても、丁寧な仕立てを実際に仕立てて始めて、
簡略化された仕立ての良さと悪さを知る事が出来る。
ただ、主婦の生活にたった一つ抜けているもの、それは、評価。
それでともすれば独善に走りやすくなる。そしてそれが見えにくいのだ。
自戒の意味を込めて、自分をリセットしたいと思う。
さて、先日五十肩の治療のため訪れた整形外科で
痛む腕が「お仕事に不都合は有りませんか?」と聞かれた。
治療の話の中でも「お仕事の方でむりないように…」といわれる。
…主人の扶養家族の保険証持って行ったでしょ??
待合室で、持参した「Mac people」の自宅サーバーの構築法の記事を
夢中になって読んでいては、「主婦」に見てもらえないのだろうか。